テレワークやPCでネットをするために必須の光回線。
この記事を読んでいる、そこのあなたは、以下のお困りごとに参っているはずや。
- スマホ経由でネット(テザリング)をしていて、通信容量を毎回買ってしまってスマホの月額料金がかさんでいる。
- 在宅勤務用のネット回線を探しているが、どれがいいか分からない
- 賃貸で光回線が引かれていないため、これから引く必要があるけど、管理会社や大家に断られた
コロナ禍の影響でフルリモート勤務をしている、大手エンジニアのMr.Tが解説するで。
大家に光回線の工事しちゃあかんと言われた方は、以下の記事を見てちょうだい。 続きを見る
賃貸アパートでも大丈夫! 光回線を引く裏技はコレだ
光回線があると、何ができるようになるの?
スマホはネットに繋ぐために線が不要なので無線回線や。
一方、光回線とは、光ファイバーを用いたネットの有線回線のこと。
光ファイバーは、電柱に張ってあって、有線通信では最速で通信できるケーブルやで。
電話回線(銅線)を使ったADSLと呼ばれる有線通信方法もあるんやが、2016年に新規申し込みを中止し、2023年ごろには廃止される予定で現状申し込めない
(参考:廃止予定のフレッツ・ADSLから光回線への乗り換えには工事が必要? かかる費用は? | @niftyIT小ネタ帳 )。
ということで、現状、有線通信といったら光ファイバー一択や。
光ファイバーを使うと
- 通信速度が無制限使い放題になるので、スマホ代がかさまない
- 通信速度がスマホに比べて最大20倍~200倍になるから、PCを使う人や在宅勤務でオンライン会議が途切れにくくなる
といった嬉しいことがあるんや。
スマホで1GB1,000円を5回使って5,000円払ってるなら、光回線もそのくらいなんやから絶対!といっていいほど引くべきや。
今やパソコンを使ってインターネットを使って調べ物をして学校のレポートを書くことが当たり前になっている世の中。
息子・娘をお持ちで光回線を引いていない方は、相当苦労させていると思うので今すぐ引いてくれ。
光回線の選び方
光回線といっても100社以上もの業者が提供しているので、どれがいいのか分からんと思うはずや。
そこで、大手エンジニアで、有線回線を中学生の頃に親を説得して引かせたワイが、本当にいいと思う光回線を教えるで。
光回線を選ぶにあたって、選ぶ「基準」を明確にする必要がある。基準というモノサシがないと、どれがいいと言えないからや。
光回線選定の「基準」
基準はズバリ以下の通りや。
- 光回線を引いている業者
- インターネットへの接続を提供する「プロバイダ」
光回線は、回線をいろんな人と共有して使うから、利用者が多くなると遅くなるから、なるべく利用者が少ない回線を選ぶことが重要になる。
これは地域によって変わってくるから、まずこれを選ぶ必要がる。
光回線を引いている業者は、あくまでケーブルを提供するだけで、インターネットへの接続を提供するのはプロバイダや。
あなたが契約することになるプロバイダは、以下の観点で評価するで。
- 月額料金(最初の3年間、3年目以降)
- キャッシュバック
- 違約金
光回線を引いている業者
光回線は、以下のような構造になってるで。
自宅 <-> 電柱 <-> インターネット接続プロバイダ <-> インターネット
このうち、自宅からインターネット接続プロバイダの前までが、光回線を引いている業者で、そのあと(プロバイダ~インターネット間)がプロバイダと呼ばれる業者になる。
光回線を引いている業者とプロバイダの2つが必要やと思うところやけど、
プロバイダは、光回線を引いている業者から回線を借りてプロバイダ事業をやっているから、契約時代はプロバイダとやる形になるんやで。
プロバイダによって、光回線を引いている業者に縛りがあるから、まずは「光回線を引いている業者」を選んだ上で、それに対応するプロバイダを選ぶという流れになる。
光回線を引いている業者は以下の通りや。
- NTT東日本/西日本
- au (KDDI)
- 電力会社
NTT東日本/西日本、au (KDDI)、電力会社の3社が光回線を電柱に張り巡らせていて、それを借りることができる。
電柱の近くの複数の利用者で光回線を共有するから、利用者数が多くなると、ネット回線が遅くなるんや。
そういうことがあるので、大事なことは、電柱近くの利用者が少ない「光回線を引いている業者」を選ぶのが良いのだけれど、
そんなデータはないので、都道府県別に「光回線を引いている業者」の割合を見ることにする。
地域別に、人口に対する光回線を引いている業者を調査したで。
総務省のデータや。17.3が第4四半期、17.12が、その翌年の第3四半期のデータとなっている。
青系がNTT、オレンジ色がau(KDDI)、灰色がソフトバンク、黄色が電力会社となっている。
ソフトバンクはNTTの回線を間借りしているので、NTTと読み替えてくれ。
ワイの肌感覚だと、50%を超える回線だと極端に遅くなるので避けたほうがいい。
したがって、近畿はどれでもOK、それ以外の地域はNTT(フレッツ)以外から選べば良い。
ワイが住んでいる神奈川県なら、NTT東日本が提供するフレッツ(および、NTT回線を間借りしているソフトバンク)は選択肢としてないから、auひかり を選ぶことになるわけや。
もちろんワイは、auひかりを引いている。
ただし、自分が住んでいる所によっては特定の回線(NTTのフレッツのみなど)しか対応していないことがあるので、
たとえばわいの場合だと、
第1候補: auひかり
第2候補: NTT(フレッツ)
となる。
まずは、あなたの第1候補、第2候補、第3候補を確認してくれ。
近畿、中国、四国、九州:
第1候補: auひかり
第2候補: 電力系事業者
第3候補: NTT
それ以外:
第1候補: auひかり
第2候補: NTT
第3候補: 電力系事業者 (ほとんど対応していないため、第3候補)
と思って良い。
第1候補~第3候補は決まったかな?
インターネットへの接続を提供する「プロバイダ」
次は、インターネットへの接続を提供してくれる、プロバイダや。
先ほど述べたんやけど、実際に契約するのはプロバイダで、お金を払う会社や。
したがって、評価の観点は以下の通りになる。
- 月額料金(最初の3年間、3年目以降)
- 違約金
- 安定性 (1年間のうち、接続できない時間が少ないか?)
まず、なんといっても月額料金が大事になる。
各社、一定期間使ってくれた人にキャッシュバックしてくれることが多いので重要や。
契約期間はだいたい3年ごとの更新になっていることが多くて、キャッシュバックはこの3年間で行われるので、最初の3年間の月額料金と、3年目以降の月額料金を分けてるで。
次に、違約金。更新期間中以外で解約する場合の違約金と、キャッシュバック受け取るまでに解約したときの違約金がセットでかかってくるので、その合算値が重要。
最後に安定性や。光回線は常時接続できることをなるべく頑張る、ベストエフォートという方式で提供されているから、不具合などでネットに繋げられなくなる、「障害」が発生することがある。
障害になるケースはおおまかに以下の2つがある。
- 自然災害による障害
- プログラム等の人的ミスによる障害
自然災害による障害は、例えば令和2年7月豪雨 によって電柱が壊れたりするなどして、熊本県内で1.4万回線が使えなくなったこと、などがある。 (参考: NTT西日本 - 熊本県・鹿児島県を中心とする大雨に伴う通信サービスへの影響について(第3報) )
プログラム等の人的ミスによる障害は、2010年にNTT東日本の人的ミスで発生した通信障害(ネットに繋がらなくなる)がある。 (参考: NTT東のフレッツ光で8時間の障害 | 日経クロステック(xTECH) )
この2つのうち、自然災害による障害はどうしようもないので、この記事ではプログラム等の人的ミスによる障害発生時間から、安定性を評価したで。
まとめると、月額料金、違約金、安定性の3軸でプロバイダを評価すれば、あなたにとって良いプロバイダが見つかるというわけや。
さっそく行ってみよう。
【NTT東日本・西日本】プロバイダランキング
プロバイダ名
月額料金(最初の3年間、3年目以降)
キャッシュバック
違約金
【auひかり】プロバイダランキング
プロバイダ名
月額料金(最初の3年間、3年目以降)
キャッシュバック
違約金
まとめ
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