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CrystalDiskInfo: 回復不可能セクタ数が1以上なら非常に危険

2020年9月4日

mr-t

会社員不適合ブロガー 大学院卒業後、大手電機メーカーに入るも働き方が合わず、1年4ヶ月で転職活動&大手企業に内定するも辞退し、石の上にも三年を決意し副業開始→お悩み相談所を開設 ■成果 大学院: 受賞3本など (うち1件は、300人に1人しか取れない賞を取る) 会社員: 昇給考課にて、100人に1人しか取れない評価をゲット

いつ壊れてもおかしくない状態、それが回復不可能セクタ数が1以上のときや。
回復不可能セクタ数について、大手企業に勤めるソフトウェアエンジニアのMr.T が解説するから安心してや。

こんな人に見てほしい

  1. CrystalDiskInfoの回復不可能セクタ数(Number of Unrecoverable Sectors)の意味を知りたい
  2. 回復不可能セクタ数が1以上はなぜ危険か知りたい

回復不可能セクタとはなんぞや?の説明をする前に、S.M.A.R.T.について解説しておく必要がある。

S.M.A.R.T. とは

S.M.A.R.T. (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology) とは、HDD/SSDの自己診断機能の規格の一つや。
データを読み書きしたときにエラーが発生した回数だったり、デバイスの温度といったテスト項目がいくつかあって、それぞれの現在/最悪値 の状態を報告したり、その項目から統計的に判断して故障しそうかどうか教えてくれる。

回復不可能セクタ数はHDDのS.M.A.R.Tの項目の一つなんや。
ここで回復不可能セクタ数とはなにかを説明したいところやが、HDDの読み書きの動作を説明する。

HDDの仕組み (読み書きの動作)

HDDの構成要素は以下のとおりだ。

  1. 磁性体を塗ったプラッタ
  2. プラッタを回転させるためのスピンドルモーター
  3. ヘッドを動かすためのアーム
  4. データを読み書きするヘッド

HDDの読み書きの動作を超ざっくり説明すると、
プラッタを7,200回転/秒 (もしくは5,400回転/秒など、装置によって変わる)という超高速に回転させながら、読み書きしたいところにアームを動かして位置決めをする。
位置決めが終わったらヘッドを磁化して1回転分(トラックと書かれている緑色の輪っか) 読み書きして、隣のトラックにヘッドを動かしてまた読み書きする。

代替不可能セクタ数とは

データを読み書きするときに失敗したらリトライ処理が最大64回ほど行われる。
リトライといっても同じことを何回もやるのではなくて、ヘッドをちょっと左にずらしたり右にずらしたりして読み書きを試したりしている。

このとき、リトライしてデータがなんとか読めたときには、この場所は将来読み出せなるから危ないぞということで、そこのデータは読み書きできないようにして代替領域にデータを移す事が行われている。
これが、今あるデータを他に割当て直すことからリアサインと呼ばれていて、S.M.A.R.T.の代替処理済みセクタ数というのがそれに当たる。
これが増えると装置が壊れかかっていることを意味するんや。

これが悪化して、ヘッドが弱ったり、プラッタに傷が入ってプラッタに山なり(Media Bumpというらしい 参考: 特許- 磁気ディスク装置および磁気ヘッド制御方法, 株式会社東芝)ができて読み書きできない領域ができてしまって、書いたデータを復旧できなくなるという致命的な状態になる!
これが、回復不可能セクタ数や。
回復不可能セクタ数が1以上あるということは、データを喪失したということを意味するから、最悪OSが起動しなくなったり、データが読めなくなっていくで。

CrystalDiskInfoでは、上記画像の「回復不可能セクタ数」の生の値を見ればいい。これが1以上なら、頑張って作ったWord, Excelなどのデータが次の日には消えていたなんてことになるので、早急にHDDを交換する必要がある。

故障しづらいHDDに交換する必要があるということや。
故障しづらいHDDとはなんやろか?

故障しづらい、おすすめのHDD

クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは、24時間365日稼働させるデータセンター向けHDDの故障率を公開した。

調査対象のHDDはなんと11万台に上る。
AFRが年間故障率を表していて、低ければ低いほどいい。
1%であれば年間1%のHDDが故障したということだ。

AFRを見る限り、SeagateのHDDは故障率が1%を超えるものが多いので避けるべき。
現に、Seagateはファームウェア(HDDを制御するソフトウェア)に致命的な不具合を出していて、なんと!

起動不能・アクセス不能になることがあるらしい!!

参考: Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明 - GIGAZINE

したがって、ファームウェアに致命的な不具合を出したことがない、かつAFRが低い、

  1. HGST
  2. 東芝

の2つから選ぶことになる。

HGSTは日立製作所傘下にあったんやけども、株式などを売り払って、現在は米国のWestern Digital社傘下となっている。 (参考: HGST - Wikipedia )
東芝製HDDは、富士通からHDD事業を買収した「富士通系のHDD」とHGSTから生産設備を取得した「HGST系のHDD」の2種が混合しているのが面白いところや。
(参考: HDD事業の譲渡に関する最終契約の締結について: 富士通東芝:ニュースリリース (2012-02-29):米国・ウェスタンデジタル社とHDD関連契約を締結 )

がんばろう日本!ということで東芝製HDDを応援してほしい。

3.5インチ、2.5インチHDDのおすすめは以下の通りや。

I/F: SATA
容量: 16TB キャッシュ: 512MB

フォームファクタ: 3.5インチ

製品保証:3年間

MN08ACA16T MNシリーズ

回転数: 7,200rpm 記録方式: CMR

 

I/F: SATA
容量: 4TB キャッシュ: 128MiB

フォームファクタ: 2.5インチ

製品保証:2年間

MQ04ABB400-2YW

回転数: 5,400rpm 記録方式: SMR

HDDは日本製の東芝HDDをよろしくや!

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